性病とはどのような病気?
性病は主にセックスやオーラルセックスなどを通じて感染する病気の総称です。
性病は種類によって症状や潜伏期間、治療方法などが異なりますが、共通していることは自然治癒することがなく、放置することでより悪化してしまうということです。
性病はパートナーなど第三者に移してしまう可能性が高い病気ですので、いち早く自覚し治療を行うことが重要となります。
性病にはいくつか種類がありますので、代表的なものを紹介していきます。
クラミジア
その名の通りクラミジアトラコマティスという細菌が性器や直腸、喉などに感染することで起こる性病です。日本の性病患者数が最も多く性病の代表格ともいえる病気です。
大きな特徴は自覚症状が現れにくく、感染に気が付きにくいということです。
淋病
淋菌という細菌が性器や肛門、咽頭などに感染することで様々な症状を引き起こします。
男性は尿道炎などの症状が現われ、女性はおりものの変化といった症状が見られます。咽頭への感染であれば約9割の人が無症状となるため、感染に気が付きにくいです。
梅毒
梅毒トレポネーマが侵入すると3週間ほどでしこりのような初期症状が現われます。その後、時間の経過とともに症状は悪化し、感染から数年後には全身に硬いコブのようなものが現れることもあります。早期治療が非常に重要となる性病です。
カンジダ
女性に多く、カビのような真菌によって引き起こされる性病です。
おりものに特徴的な変化があるため、感染に気が付きやすいです。